8月8日~9日 真夏でも快適にバイクに乗れるのか?伊豆・箱根エリアで検証ツー
以前行った奥多摩のツーリングで熱中症になりかけて以来、夏にバイクに乗ることは控えていたのだが夜間もしくは山を走るだけであれば普通に走れるんじゃないか?と思ったので検証しに行ってきた。
普段なら日光や草津に行くところだがこの日は天気が悪いようだったので多少はマシな伊豆・箱根方面に行くことにした。(夏の日光近辺は熱さよりも雷雨の多さが問題なんだよなあ…)
箱根スカイライン・伊豆スカイラインの標高は600~1000m程度であり気温は100mで0.6度下がるので麓からだと3.6~6度程度しか下がらない計算だがそれでも十分だろう。
ちなみに宿泊先は静岡県裾野市。20分もあれば箱根スカイラインに登れる場所だ。
初日
平地の猛暑を避けるために出発時間も日が落ちる頃合いにする必要がある。
よって出発は夕方4時からとした。時間がないので初日は高速道路をひたすら走るだけである。
圏央道で飯能あたりを通り過ぎるころには大分涼しくなってきたがなぜか神奈川の相模原、海老名のあたりが妙に熱かった。(が、ギリギリ耐えられるレベル)
というわけで夜間の移動であれば真夏の平地でも耐えられるということはわかった。
なお、バイクに気温計は付いていない上に気温計を持ってくるのを忘れてしまったので(痛恨のミス)完全に個人の感覚である。(自分はどちらかというと寒がりな方だが、真夏の都市部をバイクで走ろうとは絶対に思わない程度なので感覚としては一般的なはず)
二日目
翌日、午前中のうちに箱根スカイラインへ。(ちなみに11時チェックアウトのためホテルの朝風呂もかなり遅めに入ったせいか、大浴場は貸し切り状態だった。このご時世なのでなるべくファミリー層と被らない時間に利用するのが良さそうだ。)
この日の箱根・芦ノ湖スカイラインは終日雲(霧)が立ち込めていたということもあり気温は低く快適ではあった。が、景色が見えない上に危ないのであまり楽しくはない。天気のいい日にまた来よう。
静岡県道20号線を南下し、伊豆スカイラインに向かうと大分天気が良くなってきた。(気温の方は暑いには暑いが走っていれば耐えられるレベル)
箱根ターンパイクの終点辺りにバイカーズパラダイスなる施設が出来上がっていた。(が、今日は走るだけの予定なのでショバ代500円を払ってトイレ利用だけして出てきた。)
そういえば天気のいい日に伊豆スカイライン走るの初めてな気がするけどここも良い場所ね。
関東や麓の方は猛暑日だったはずだが熱海峠から山伏峠あたりまでそこそこ涼しく快適に走れた。(このあたりは標高600m前後のはず)
伊豆スカイラインから西伊豆スカイラインに行くには麓の盆地に降りなければならないのだがここは普通に暑く長時間の走行はできないだろう。
今まであまり知らなくて初めて来た道だけど景色良し、ワインディング良しでおまけに道も空いている。なるほど、伊豆方面のドライブ・ツーリングコースとしてよく紹介されるだけはある。
海から低い雲が飛んでくるので曇ったり晴れたりで面白い。ちなみにここは標高800mぐらいはあり速度も乗るので春とか秋にツーリングするような感覚で走ることができた。
帰りは渋滞回避のためまた霧の中芦ノ湖スカイライン(標高1000m)を通ったので合羽を着こんで寒さを耐え忍ぶこととなった。
というわけで全くの主観だが検証結果をまとめてみよう。
標高 | 代表地点 | 感想 |
800m~ | 箱根スカイライン、西伊豆スカイライン | バイクから降りても涼しい。 |
400m~800m | 伊豆スカイライン(熱海峠~山伏峠) | 日陰にいるか走っていれば涼しい。バイクから降りると暑い。 |
0m~400m | 平地 | 走ってても暑い。無理。夜間移動は問題なし。(神奈川は怪しいが…) |
とりあえず1泊2日で天気さえ良ければ(そして標高600m以上をキープできれば)真夏でもそこそこ快適に走れることが分かった。
なお、本日より北海道ツー予定。楽しみだぜ。