11月21日 粕尾峠・赤城山ツーリング
最近メジャーなツーリングスポットばかり行ってるしたまには行ったことのないマイナールートも開拓するか、てことで地図を見ていてなんとなく面白そうだった粕尾峠に行ってきた。関東地方でもまだ走ってないとこ沢山あるんよな。あと今更ながら最近イニシャルDにハマっているので赤城山にも行ってみよう。
粕尾峠を通る栃木県道15号線は栃木県真岡市から日光の足尾地区を結ぶワインディンロード。いや、道が細いのでワインディングロードというより林道と呼んだ方がイメージ的に近いのかもしれない。
↑粕尾峠付近の地図。見るからにエグいクネクネ道。これは楽しいに違いない。
R294~北関東道
というわけでいつも通りR294で関東平野を突っ切り真岡ICへ。秋らしく空気が澄んでおりチバラギのキリマンジャロこと筑波山がくっきり見える。
まずは北関東道経由で鹿沼まで行くが、途中の壬生PAで朝食にする。
このPA、ツーリングの行き帰りによく立ち寄るのだが、やたらと広く出店が立ち並んで街のようになっておりしかも常に謎のカントリーミュージックがかかっていて妙な雰囲気を醸し出している。
壬生PAといえばマスコットキャラクターの壬生ゆうゆちゃん。かわいい。
ゆうゆちゃん自販機にお布施をしてから出発。
粕尾峠(栃木県道15号線)
鹿沼に到着し、県道15号線の入り口に入ったときはまだ午前10時。珍しく早起き(4:30)に成功した甲斐があるというもの。
麓の方は紅葉の舞う渓流沿いの気持ちの良い道だが、標高が上がるにつれて道が細くなりカーブもきつくなってくる。1.5車線ほどかな。狭いけど見通しは悪くないし、コーナーのRが丁度良く走りごたえ十分。
ワインディングを楽しみつつ粕尾峠と思われる場所に到着。右に行くと前日光高原というところに行けるらしくそちらの道も面白そうだけど今回は赤城山に行きたいのでこのまま15号線を直進する。
峠部分を越えるとやはり鹿沼側の登りと同じような道が続くが下りであり遠くの山も見えるのでこちらの方がいくらか景色が良い。
下りも楽しいワインディングが続く。カーブごとに番号が振ってあり最後のカーブ番号は58とか書かれていた気がするが、体感としてはもっとコーナーを走った印象。この前の津軽岩木スカイラインよりも走りごたえとしてはあったように感じる。
※ちなみに今回はワインディングルートを中心にいくつか走ったので自分の主観で勝手にレビュー形式で★をつけていくよ
粕尾峠・栃木県道15号線レビュー
ワインディング |
★★★★ |
景色 |
★★ |
路面状況 |
★★★ |
交通量 |
極僅か |
ちょっと道は狭いけど交通量は少なくてワインディングの質も良し。霧降高原道路が混んでるときはこっちを走るのもいいかもなぁと思った。あるいは日光への迂回路として良さそう。
国道122号・草木ダム
県道15号線のワインディングを堪能した後は国道122号線で草木湖方面へ。
この辺りがあの有名なわからせわたらせ渓谷なのね。
草木湖の前にある道の駅富弘美術館という個性的な名前の道の駅で休憩することにする。ゆっくり景色を眺めるためのベンチもありなかなか落ち着く場所だ。
売店近くにいた猫にホイホイ引き寄せられて売店に入ってしまった。優秀な招き猫。
昼食は道の駅の近くにあった蕎麦屋で。なかなか本格的な蕎麦で美味かった。(小並感)
この時点でまだ12時ごろ。いつも出発が遅い自分にしては驚異的なペースである。日帰りツーは早起きに限るな。
県道62号(沼田大間々線)
国道122号から沼田大間々線で赤城山の裏側へ。ここもあらゆる点でそこそこ良いワインディングロード。(途中の国道122号は山奥の割には交通量もそこそこ多く途中ノロノロカーで詰まっていた…)
沼田大間々線総評
ワインディング |
★★★ |
景色 |
★★★ |
路面状況 |
★★★ |
混雑 |
郊外にある普通の田舎道程度 |
ほどほどにワインディングが楽しく時々赤城山も見えるし、そして空いている。
ツーリングルートとはかくあるべきという感じの道。こういうのでいんだよこういうので。
群馬県道251号線
沼田大間々線で赤城山の裏まで行ったら県道251号線で赤城山頂付近の大沼へ。
こちらはあくまで赤城山に上るための道という感じで特に走って楽しい道ではなかった印象。地図で見た感じでは良さそうに見えたのだが。写真の正面に写っているのが赤城山の山頂付近。すでに白くなっており多分雪が積もり始めている。もう今年の峠は走り納めやな。
ワインディング |
★★ |
景色 |
★★ |
路面状況 |
★★ |
赤城山
さて、251号線を登り切って赤城の大沼(標高1345m)まで到着した。
個人的にツーリングの楽しみの一つは旅先で飲むコーヒーなので良さげな店に入る。
ここはどうも昔ケーブルカーがあったようでその駅舎がカフェになっている模様。
店内には頭文字Dコーナーもありがっつり聖地感を出している。
よく知らないんですが、この「ないすがいぬりえ」ってやつ、シュールすぎませんか?
店内はコーヒーを飲みながら関東平野を一望できる。チーズケーキが美味かった。
店の外からの景色。左の方に筑波山が見える。
ちなみにここは赤城おろしの発生地点真っ只中であり台風並みの風が吹いている上に気温4℃で滅茶苦茶寒い。バイクが倒れるのではないかと気が気でなかった。
夕方になると路面凍結が心配なので適当に大沼付近をぶらぶらした後、明るいうちに山を下る。
群馬県道16号線
下りのルートは特に理由もなく群馬県道16号線を選択。
こちらの道は景色は時々開けるもののコーナーがきつい上に粕尾峠よりも狭く荒れているため特に面白くはない。その割に交通量が意外と多く、自動車同士の離合ができずにバックしている局面にも遭遇した。
後で調べたところ隣の県道4号線の方がイニシャルDの聖地ということでルート選択をミスったわけである。ただ、景色に関してはそこそこ良く関東平野から富士山までよく見えて良かったかな。
ワインディング |
★★ |
景色 |
★★★ |
路面状況 |
★ |
混雑 |
離合のために徐行・停車することもしばしば |
ということで無事に下山。今回も路面凍結を心配したが11月下旬でもなんとか赤城山は走れることがわかって良かった。(同時期でも日によって違うのだろうけど)
無事に帰宅し、今回の走行距離は392km。日帰りにしてはそこそこかな。良い峠の走り納めになったぜ。