9/19~9/23 はじめての北海道ツー
そういえば大洗には何回も行ってるのに北海道行きのフェリーには乗ったことがないなあと思ったので連休を利用して4泊5日で行くことにした。
今まで北海道に行ったことがなく道もよくわからないので目的地は適当である。まあ初めてだしなんとなくフィーリングを感じられればそれでいいかってことで。
とりあえず景色が良さそうな羊蹄山方面と北海道ぽさを味わえそうな富良野あたりに行ってみよう。
Day 1
初日はフェリーに乗るだけの移動日なので大洗に移動してさっさと乗り込む。
というわけで大洗港DEATH(大和田常務)
写真右手にあるのがこれから乗り込むフェリー。長時間の船旅は初めてなのでテンション上がるぜ。
4連休だしもっと人が居ると思ったが、ツーリング客と思われるバイクは5,6台ほどだった。
今回利用した深夜便の出航は01:30だが、乗船は23時頃であり寝ようと思えば0時ぐらいには寝ることができるので割と健康的に過ごすこともできそう。今回は結局出航する時間まで起きてたが。
Day 2
おはリル~。
船の中で起きるのは人生で初めて。昼頃にはフェリーは既に岩手近辺まで来ていた。意外と速いんやな。でも時速50キロで10時間程度ならまあそりゃそうか。
しかし眺めのいいラウンジだが、なぜか人が少ない。キャパに対して客が少ないのか、皆部屋で寝ているのか。
とりあえず共用スペースで遅めの朝食にする。
船内にはサービスエリアでよく見かける電子レンジ式の自販機があるのでチキンポテトのセットと台湾風ごはん(?)をチョイス。
かなり遅めの朝食(昼食)だったので滅茶苦茶美味かった。
あとさんふらわあは沿岸部付近を進んでいくので岸が近いときは携帯の電波が入る模様。
宮城付近では電波が悪かったが岩手・青森あたりではとりあえず繋がった。
20:00頃、苫小牧港到着。さすがにこの時間からは動き回れないので苫小牧市内のホテルに宿泊。やはりというべきかホテルの前に他のバイクも多めに止まっていた。プリパラのライブイベントを見つつ就寝。
Day 3
おはリル~(2回目)
北海道ツーリング初日。とりあえず羊蹄山に向かうことにする。
今回のコーデ(装備)はこんな感じ。
寒そう&雨が降りそうなのでとりあえずハンカバを用意。今回はやらないけど今後はキャンツーもしたいのでトップケースもでかいものにしておいた。
まずは国道276号線を羊蹄山方面に進む。普段関東方面を走っている自分のバイクで北海道を走るというのは感慨深いというかなんか不思議な感覚やなあ。噂に聞いていた通りヤエーが多く北海道に来たなあという感じ。道幅が広いというのもイメージ通りだったが、さすがに街中は普通に信号多いのね。あとハンカバが必要なほど寒くはないかも…。
ええな。(小並感)
時間がないのであまり深入りせず国道276号線を京極町手前あたりで引き返すことにした。
まっすぐ富良野に向かいたいが札幌に水曜どうでしょうの聖地があることを思い出したのでついでに寄って行こう。国道230号経由で定山渓のあたりを通りつつ札幌へ。
全体的に景色も流れも良いが、やっぱりワインディングはほぼないのでその辺りはちょっと物足りないかな。苫小牧から羊蹄山へ行くときに走った国道276号も同じ感想。
羊蹄山から2時間ほど(地図で見るより意外と距離がある)で札幌市内にあるどうでしょう公園へ
…かなり普通の公園だった。もっとこう、スキー場ぐらい広い空間だと思ってたのだが。と、この時点ですでに午後3時ぐらいになってしまっていたので富良野方面に急ぐ。
あ、ちなみにこれが今回のルートです。
↑道央道野幌PA。PAすらもセイコーマートなのはご当地感溢れててええな。
ここからはひたすら走るだけなので省略。ちょっと雨降ってたし既に日が落ちてるしで寒かった。やっぱりあって良かったハンドルカバー。ヒーヒー良いながらいつも通りちょい遅れ気味で富良野駅前のホテルに到着。
Day 4
おはリ(略)。んー、今日もいい天気だ。
初日の支笏湖・羊蹄山エリアはあまり北海道感ないなーと思ってたがようやく北海道感が出てきた。
あぁ^~
十勝岳スカイライン
予想していた通り北海道は峠道が少なく走りに関しては物足りない感が出てきてしまったので十勝岳スカイラインなるワインディングロードに行くことにした。
南側から上ったがコーナーはそこまできつくない。片側一車線の緩めのカーブが続く。
登りはひたすら森の中といった感じであまり景観が良くなかったが北側の下りは富良野・美瑛方面を一望しながら走れて良い。
そして今回の北海道ツーで行ってみたかった場所が丁度十勝岳スカイラインの麓にある青い池(一応アイドルタイムプリパラの聖地)
おぉーこれはこれは。思ったよりもすごいな。完全にブルーハワイの色合い。
若干混雑はしていたものの池沿いの道が長いのですれ違い困難なレベルではなかった。きっとコロナ以前はもっと混雑してたのではなかろうか。
池から川に水が流れていて、川も青い。
ここは写真で見るよりも生で見た方がずっと綺麗だったのでまた来たい。
青い池を出た後すぐ近くに道の駅びえい白金ビルケがあったので寄った。
ずいぶん綺麗な道の駅やな。
ここで今回の戦利品ゲット。やたらとお土産が充実している。他にも青い池グッズが沢山あった。
そしてこの辺りでもう14時を過ぎていたので帰りのフェリーに乗るために苫小牧へ直行することにした。ここからは単なる移動なので道も適当である。(後悔)
富良野市街を通り抜けて県道298号をひたすら南下する。北海道の気温はもう晩秋といった感じだが一面のひまわり畑。そしてそのままだらだら走っていると…
お、おお?なんだか怪しい臭い。ここ地図アプリだと県道544号線って書いてあったから何も考えずに入ってきたんですが。
険道じゃねーか!ここでぬかるみにハマったら終わりやぞ。
ハァハァ…なんとか助かった。熊とか出そうだし道が湿ってるし滅茶苦茶怖かった。
後でツーリングマップル見たらしっかりダート(通常色)と書いてあったしもっと東の方には紫色(おすすめルート)の楽しそうな道があったしツーリングマップル見ておけば良かったぜ…。
ダートコースを走ったあとは道東道をひたすら西に走るだけ。夜になるとまた雨が降ってきた。
本当はフェリーに直行したいところだが乗船直後の風呂は混むということを行きのフェリーで学んだので苫小牧近くにある鶴の湯温泉へ。
ガラナドリンク(北海道限定らしい)なるものがあったので風呂上りに飲んでみる。
某知的炭酸飲料のような味わい。割と好きな味だけど初めて飲んだ気がしないのは何故だろう。
温泉に入る前も出た後も雨。昼間晴れてただけマシと思いたい。ここを左に曲がればフェリーターミナル。北海道ともお別れやな。
フェリー乗船直前。さらば北海道。また来るで。
なんだかんだ走り回って疲れたので乗船後は速攻で寝ることにする。
しかし何だろう…ただ換気してるだけで自然とそうなったのか、エアコンが効きすぎているのか、それとも若干雨に打たれたためか滅茶苦茶寒い。深夜の時間帯は風呂も空いてないし…。冷凍マグロという単語が脳裏をよぎりつつなんとか就寝。
Day 5
お…おはr…(ぐったり)
寒いのは朝速攻で風呂に入って解決したが大変気分が悪い。
これはもしや噂に聞く船酔いでは…?まさか自分がかかるとは。
空腹なのが非常に良くない気がするので電子レンジの飯を少しずつ食うと少し楽になった。
が、何かをする余裕はなくひたすら窓の外を眺めたり、デッキの上に出ると多少マシになったのでそれでやり過ごす。多分疲れと寒さと空腹が原因だろう。あと台風が近づいてて波が荒く船も揺れてたのでそれもあるかと。実際翌日の便は欠航になってたし。
ちなみに暇つぶしのための本を4冊ほど持ってきていたのだが結局1冊も読み切ることはなかった。邪魔にしかなってなかったので次に来るときは本は1冊までにしておこう…。
というわけで大洗に到着。船に乗ってる時間が多いから楽勝だと思ってたがなかなかハードだったぜ。
今回の走行距離は639km(北海道だけだと500kmぐらい)。
ガソリンスタンドが少ないという噂をよく聞くのでちょっと気になってたが
北海道内での給油は1回だけで済んだ。さすがGSR。
あと今回はかなり適当に走った、というか思ったよりも広くて回り切れなかった感があるので次行くときはちゃんとツーリングマップルを見てスポットを絞っていきたいところ。紫色のルート全然回れてないんだよな。
といわけではじめての北海道ツーリングは終了。
次回は青森に伺います。デュエルスタンバイ!